虫歯の治療
虫歯菌は、糖分を摂取する事で、活発に活動します。虫歯菌は、酸を出し歯を溶かしていき、これが「虫歯」となります。
虫歯菌は誰の口の中にもいます。
糖分摂取後は活動的です。
初期虫歯は痛みを感じません。
歯が白く濁る場合もあります。
ある程度進行してしまった虫歯を治療する場合は、虫歯の部分を削り、その場所をプラスティックや金属で補修します。
その一方、なりかけの虫歯やごく小さな虫歯は削らなくても良い場合があります。早期発見を目指すため、定期的な虫歯の検診をおすすめいたします。
虫歯を簡単に発見!ダイアグノデント
これまでは虫歯を発見するのに探針(たんしん)と言う器具、または目視で探り当てる必要がありましたが、当院で採用いたしておりますダイアグノデントという機械を用いれば、目では発見しづらい虫歯を見つける事ができます。
歯周病の治療
歯周病の主な原因は、歯磨きでは取りきれない汚れから起こります。これらの汚れは、歯の表面や歯と歯茎の境目にへばりつき、時間が経てば固くなっていきます。これを「歯石」と呼びます。
~上の写真は、バイオフィルムと呼ばれる菌の集合体です~歯周病の初期段階は、歯茎が赤く腫れて、軽く歯ブラシを当てただけでも出血を起こします。出血を起こすその場所は、ばい菌がたくさんいる場所なので、念入りに力をあまり入れずに磨きましょう。
歯周炎から症状が重くなっていけば、やがて歯槽膿漏(しそうのうろう)の症状が現れます。歯槽膿漏とは、歯を支える顎の骨を溶かしていく病気です。
これらの病気は、30歳以上の国民の約80%が患っていると言われています。
治療の方法は、歯石を除去し、正しいブラッシング法をマスターする事です。やました歯科クリニックでは、お1人お1人に、歯周病を予防するための指導をさせて頂きます。
入れ歯について
多くの方がご使用なさっている入れ歯ですが、それが完成するまでには複数の工程があります。
(1)入れ歯制作の流れは、型を取る事から始まります。
この際、術者は患者さんに負担をかけないよう、素早く、手早く作業を行なう必要があります。嘔吐反応が出やすい方は、こちらからもご確認いたしますがあらかじめお申し出ください
(2)次に入れ歯のかみ合わせの高さを決めます。
入れ歯を制作する際、その方がどの位置で咬めば一番良いかを調べます。かみ合わせの位置は、高すぎても低すぎても問題が出るので、この作業は慎重に行ないます。
入れ歯の高さが決まれば、いよいよ歯を並べていきます。
(3)歯の配列を決定し、人工歯を並べていきます。
保険診療で認められているものは制限があり、どういった人工歯を用いるかの選択肢はあまりありません。
自費診療で製作する義歯の場合は、審美性や機能性に優れたものを積極的に使用します。
(4)ようやく入れ歯の完成です。
完成後の入れ歯を実際に使用されて、使い心地を確認してください。完成しても、お口にぴったりと合うまでには数回調整が必要です。
噛めない入れ歯は食事に不自由します。また、手入れが行き届いてない入れ歯は見た目が悪いので、入れ歯も清潔に保つ事が大切です。
また、この他にも部分入れ歯でバネを使わない入れ歯、薄くて味を感じる事のできる入れ歯、痛みの少ないシリコンを用いた入れ歯などありますので、お困りの方は当院までご相談ください。